
これが一袋から出てきたケチャップ&マスタード |
ある日のランチタイム。同僚スタッフが、近所の某有名ハンバーガー店のでっかい紙袋をうれしそうに抱えて帰ってきた。その手には特大のドリンクカップ。日本のファーストフード店でLサイズを注文しても、この半分もあるかしら、くらいの超特大サイズ。アメリカ暮らしも7年目に突入すると、この大きさも見慣れてしまうから恐ろしい。最初は、子供のお砂場遊びのバケツじゃないんだから…と唖然としたその巨大さにも、いまや、また飲んでんの〜? くらいの見過ごし方ができるのだから、慣れは怖い。そういえば、スーパーで買う牛肉1枚の大きさにも、レストランで出てくる一皿の大きさにも、最初はいちいちびっくりしてたっけ。
そんな、なにもかもがビッグなアメリカで、久しぶりに笑ったというか、驚いたというか、の珍事件がその紙袋の中身である。彼女が注文した紙袋の中身は、ハンバーガーを普通にひとつ。なのに、出てくるわ、出てくるわの、ケチャップとマスタードの小口パック。彼女も最初は笑いながら袋からつかみ出していたけれど、続々と途切れず出てくる小口パックたちに、「全部使う人がいたとしたら、ハンバーガーの味はしないよね」と少々閉口気味。いったいいくつでてきたの? と数えた結果が18個。ちょっと大盤振る舞い過ぎやしないか!?
担当者が手の大きな人だったんだね、なんて、その時は笑い話にしたけれど、経営努力を掲げているであろう経営者は悲しむだろうし、なにより、小市民としては、無駄になると思われるケチャップとマスタードたちがかわいそうでもある。この小口パックが残ったとしても、大事に持ち帰る人なんて、そう多くないと思うから。
いろいろなものが、日本とは桁違いに大きなアメリカ。本土から遠く離れ、独自の文化を維持し続けているといわれるここハワイですら、そこここで「うわっ! ビッグなアメリカ…!」を実感する庶民の日常生活なのである。こんなことになってるだなんて、きっと、店長は知らないんだろうなあ…。
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