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庶民なハワイ


2008年2月22日
海王丸との出会い

パインが仕事をしている編集室の窓からは、ホノルル港が見える。
というととてもすてきな眺めのように聞こえるかもしれないけど、
たいていはマトソンとかの無粋な貨物船ばかり。
時々大型の豪華クルーズ船を見ては、
長い休暇と想定外のボーナスを夢見たりしてるだけ。

そんなある日、外洋からしずしずと入港して来る
優雅な4本マストの帆船を見つけました。
うちのピーチに聞いたら、日本の実習船、
「海王丸」だと教えてくれたのです。しかも驚いたことに
「うちのお父さんに聞けば乗せてもらえるかも…。」
行きたい!ぜひ乗ってみたい!ということで
ピーチとパイン、ココナツ(新スタッフ、男)も一緒に、
海王丸におじゃまさせてもらいました。


抜けるような青空のもと、にこやかに出迎えてくれた二等航海士の方。
船内をいろいろ案内して下さいました。
2つに割ったココナッツの実(これはスタッフではありません、念のため)
で甲板を磨く話から始まって
実習生たちの日々の厳しい訓練の話に、ひたすら感心しまくる私たち。
優しく物腰おだやかなこの航海士さんも、あのマストのてっぺんまで
登ったことがあるのかと思うと、本当に恐れ入ってしまいます。
訓練用とはいえ、船内の設備はほとんどアナログ、
どんな精密な機械でも最終的には人の力が勝るのだとか。
自然の脅威と日々対峙している実習船の乗組員にくらべ、
冷房のきいた部屋で、ポテチなんかぼりぼり食べながら仕事をしてるのが
なんだかバチアタリな気がしてしまうもんです。

「海王丸」のみなさん、私たちのためにお時間をさいていただいて
本当にありがとうございました。清々しい、感動的な体験でした。

(写真上 「海王丸」の外観。
(写真下)「紺青」と名付けられた美しい船首像。


舳先にはハワイのお守り、ティーリーフの束がぶらさげてありました。
粋なことをしてくれるじゃあないですか。


※掲載されている写真の無断転載は一切お断りします。



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