ハワイで余暇を楽しむ
[ハワイで暮らす日本人シニアに聞く]
「引退後の生活をハワイで楽しもうとする人たちは、ハワイの美しい自然環境を愛でるだけでなく、有り余る時間を過ごすためなんらかの趣味を持つことが必要です。今これといって趣味らしいものが無いという人たちでも、一般&シニア向けクラスや同好会を通じて、新たに趣味を育んだりスポーツを始めることが出来るかもしれません。ハワイ各地区にある公営のシニアセンターでの常設のクラスや、私営のクラスなどには、手芸や語学、ダンスなど様々な教室が設けられていて、日本語の情報誌などで簡単に見つけることが出来ます。各宗派の寺院でも各種の趣味の会があり、日米協会やハワイシニアライフ協会に参加することで年間を通していろいろな催しに参加出来、また他のシニアと交流することも可能です。
ハワイが観光地であるだけに、州政府観光局や地域商業団体が主催する多彩な催しものが年間を通して数限りなくあり、こうした催しものの情報を新聞や情報誌、インターネットなどで調べて出かければ、一人で気ままに余暇を楽しみたい向きも退屈することはないでしょう。
カメハメハ王朝時代からの歴史を持つ「ロイヤル・ハワイアン・バンド」は、アメリカで唯一の州公営の常設ブラスバンドとして、ワイキキ地区やアラモアナセンターなどで毎週数回の無料コンサートを行っています。また、いくつかのショッピングモールでは、ハワイアンバンドのコンサートやフラダンスのショーを毎日のように見ることが出来ます。ワイキキの目抜き通り「カラカウア・アベニュー」での年間を通じた数十回に及ぶパレードや、カピオラニパーク周辺や、屋外ステージなどでの催しに、ふらりと出かけるのもおすすめです。
ハワイには、日本の鎖国時代の漂流民の逸話やハワイが日本とアメリカとの交流の中継地であった歴史、ハワイ王国の存立に危機が迫っていた時期のカラカウア王の訪日、その後始まった日本からの移民の逸話など、我々が目にするハワイの現状の背景をたどるのも興味深いものです。こうした歴史探訪のためのスポットは、ホノルルの州立博物館の資料やイオラニ宮殿の展示物や資料庫、昔日の移民の生活やハワイとの関わりを見ることが出来るビショップ博物館、また日本文化センターの特別資料展など数多くあり、興味が尽きることはありません。そして、ハワイのこうした様々な催しに欠かせないのがボランテイアの存在です。シニアが余暇を活用して公共奉仕や社会参加のためボランテイア活動を志すのも、ハワイで過ごすことの醍醐味と言えるでしょう。」



